ヘルメットを落とさないようにしよう
バイクから降りてヘルメットを脱いだ時、習慣でヘルメットをタンクの上に置いてしまうライダーはけっこういるものです。
タンクの上に置くとそれなりにサマになるのですが、実はヘルメットをタンクの上に置くのはNGです。
ライディングスクールに行くと、ヘルメットは地面に置くようにと指導されます。
これは、ヘルメットというのは高いところから落ちてしまうと内部に衝撃を受け、本来の機能である頭部の保護の役割を果たさなくなってしまうからです。
一度でも高いところから落としてしまったヘルメットは、事故にあったヘルメットと同じことですので、新しいものに買い替えなければなりません。
タンクの上はヘルメットを手軽に置けるので、何か探し物をしている時などはついつい置いてしまいがちなのですが、これが習慣になってしまうのはよくありません。
タンクに置いていると盗まれることもある
タンクの上にヘルメットを置いたままその場を離れると、盗まれてしまうといった危険性も出てきます。
メットインのスクーターに乗っているのであれば、ヘルメットはすぐに格納しておきましょう。
ヘルメットの盗難率は意外と高いので、ツーリングに出かける機会の多いライダーなどは注意が必要です。
ミラーにヘルメットを掛けておくライダーも少なくありませんが、これだと盗難にあう確率が高いだけではなく、落下してヘルメットに傷をつけてしまうリスクも見逃せません。
また、ミラーにかけることによって内装に傷がついてしまい、頭部を正しく保護することができません。
バイクにヘルメットロックが付いていない場合には、ヘルメットロックを取り付けるか、またはヘルメットを持ち歩くことになります。
観光で出かけた場合などはフルフェイスのヘルメットを持ち歩いていると思いし邪魔になりますので、できるだけヘルメットロックを装着することをおすすめします。
どうしても持ち歩きたい人には、ヘルメットバッグがおすすめです。
リアボックスを取り付けるのもおすすめ
ヘルメットを保護しながらしかも盗難対策をしっかりしたいというライダーにおすすめなのが、リアボックスの設置です。
リアボックスを取り付ければヘルメットを安全にしかも確実に格納することができます。
リアボックスは、ヘルメットよりも少し大きめのサイズのものを選ぶといいでしょう。
リアボックスで人気の高い製品としては、GIVI(ジビ)のリアボックス 47L「BLADE B47NTML 76885」や同じくGIVIの43L「E43NTL-ADV 95342」などがあります。
この二つはいつでも大容量で、しかもコスパがいいので、ツーリングにしょっちゅう出かけるライダーにはピッタリです。