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SHOEI(ショウエイ)

SHOEIの歴史

SHOEIは鎌田栄太郎氏が鎌田ポリエステルを創業したところから始まっています。
1959年3月17日に昭栄化工株式会社を設立し、1960年の1月からオートバイ用のヘルメットの製造に着手しました。

ヘルメット製造を始めた背景には、鎌田氏が経営していた旅館を利用していたホンダの社員から外国で作られているヘルメットの不満を聞いたことがきっかけであったといわれています。

1965年にはホンダの純正ヘルメットに採用され1980年代には世界一生産量を誇るヘルメットメーカーにまで成長しました。
その後、資金繰りの悪化などもありましたが現在までライダーに愛されるヘルメットの生産が行われています。

SHOEIの特徴

SHOEIではヘルメットの開発を進めていく上で、安全性・快適性・感動という3つの要素が重視されています。
安全性と快適性に必要な要素に加えてライダーが心惹かれるデザインを作るというのを指標に日々開発が行われています。

それを実現するためにはライダーの嗜好やその時の市場の状況などの把握も行われたうえで新しい利便性に富んだアイディアを企画・立案するところから始まっています。
それに加えてファッション性とライダーの理想を実現するための工夫が詰め込まれています。

基本的にSHOEIのヘルメットは世界各国から情報を集めた上であらゆる角度からの検討を行いデザインはすべて社内で行われています。
これもSHOEIのヘルメットの特徴といえます。

高い安全性

モーターサイクルに用いられるヘルメットは安全規格が定められておりその基準をクリアする必要があります。
それらの基準は国によって異なり道路の環境や交通事情に加え事故の分析データによって内容が決められています。

SHOEIではその安全基準をクリアするための策としてクラッシャブルな構造にすることによって衝撃を効率的に吸収したりシェル強度を高めて尖った対象物から保護するなどして性能を確保するという開発が行われています。

SHOEIのヘルメットは全ての製品が仕向け地の安全規格に適合できるように作られておりそれを実現するうえで技術の高さ・徹底した品質管理などが行われることによって今の現状を作り出しています。

軽量化

ヘルメットの重量は頚椎に負担をかけるだけではなくアクシデントが起きた時に大きな影響を与えると考えられています。
そのためヘルメットの重量の軽量化は事故の影響を軽減させるために重要であると考えられます。

ヘルメットの中でも特に重いのがシェルなのですが、事故が起きた時などの衝撃を受け止めて分散するという働きを持っている場所でもあるため軽量化が非常に難しい部分でもあります。

SHOEIでは長年培ってきた技術を活かした上で強度はしっかりとありながらも軽量化することに成功しています。
軽量でありながらも適度な弾性を発揮してくれるのもSHOEIのヘルメットの強味です。