カーボンヘルメットに興味があります。軽量かつ強い剛性をもつカーボンでできており、釣竿や自転車のフレーム、ロケットまで幅広く使われていますが、バイク界隈にはあまり使われていませんでした。
しかし、最近は各メーカーからラインナップを大きく増やしています。
一度かぶると戻れないと聞きますが、価格もかなり高価です。中には30万円を超えるものもあります。
カーボンの種類
カーボンの製造方法は大きく分けるとウェットカーボンとドライカーボンの2種類あります。
ウェットカーボンはFRP(繊維強化プラスチック)と強度、重量において差はほとんどありません。
ドライカーボンはウェットカーボンに比べて炭素の含有量が多いため、強度や剛性がかなり高くなります。
FRPと同程度の強度にするなら厚みをかなり薄くなるので圧倒的に軽量で仕上げることが可能です。
カーボンヘルメットのメリット・デメリット
カーボンヘルメットに使われているカーボンファイバーは軽量で強い剛性をもち、金属よりも腐食に強い素材です。
特に軽さの点でグラスファイバーといった樹脂製のヘルメットに比べかなり軽量で、大きなアドバンテージをもちます。
ヘルメットの重量は事故が起きた時、遠心力が強く働き、頭部に受ける衝撃も大きくなります。そのため、重いヘルメットはおすすめできません。
軽ければよいというわけでもありませんが、ヘルメットが2kgを超えるなら見直したほうがいいでしょう。
しかし、製造コストがかかるため高価というデメリットがあります。
手軽になっているカーボンヘルメット
高価なのがデメリットであるカーボンヘルメットですが、比較的安価で手に入れられるようになりました。
中でもZEALOT(ジーロット)が販売しているカーボン製ジェットヘルメットは800gとかなり軽量です。価格も2万円以下で購入できます。
ZEALOTは愛知県にあるgodblincが販売するヘルメットブランドです。
試着しましたが、ジェットヘルメットとはいえ1kgを切っているのはすごいですね。
フルフェイスも3万円台です。